2026年4月27日、中国メディア・観察者網は韓国メディアなどの報道を基に造船業界における中韓両国の競争について伝えた。
記事は初めに、26日に引き渡しを終えた中国最大の液化天然ガス(LNG)運搬船「ジョージタウン」や、25年時点で世界の新造船契約の7割を中国船舶集団(CSSC)傘下の滬東中華、大連船舶重工集団、江南造船集団、招商工業海門基地、江蘇揚子江船業集団などが受注していることに言及し、韓国メディアのビジネス・コリアやコリア・ヘラルドの2月の報道を引用し、「中韓両国が世界のLNG運搬船をめぐって激しい競争を展開している。
ソウル大学船舶・海洋工程学科のイ・シンヒョン教授は「造船技術の多くの領域について、中韓両国の差はほとんどない。韓国はあと2、3年は主導的立場を維持できるだろうが、もしブレークスルーとなる新技術を開発しなければ、長期的な競争で優勢を保つのは厳しいだろう」と述べた。業界関係者やアナリストからも、中東情勢の悪化で供給が中断され、短期的には運航需要が弱まるものの、LNG生産量の増加や船舶の燃料効率の向上により、世界のLNG運搬船の注文は今年好転する可能性があるとの見方が示された。
記事は「ビジネス・コリアの予測によると、世界の造船市場では今年、市場規模の小さいLNG運搬船の需要がなお強く、環境保護運動の高まりや米国のLNGプロジェクトの推進も相まって、LNGの需要とともに運搬船の需要も増えるという。かつて造船大国と呼ばれた韓国は現在、コンテナ船や大型原油タンカー(VLCC)分野では中国に主導的立場を譲ってしまっている。昨年の世界造船市場におけるシェアは、中国が63%、韓国は21%だった。韓国にとって、LNG運搬船は造船業の栄光を守るための最終防衛線となった。LNGタンカーの設計で特許を有する仏GTT社が存在感を示しているものの、国産化が実現すれば、韓国は市場での地位をより安定させることができる」と述べた。(翻訳・編集/原邦之)











