中国で4月29日に発表された「農村緑書:中国農村経済情勢の分析と予測(2025-2026)」によると、中国の2026年の農産物の輸出入規模は比較的安定した状態が続き、うち大豆の輸入規模は高水準を維持する見込みです。

同緑書によると、2026年には、世界の農産物価格は通貨政策や地政学的要因など複数の影響を受けて一定の波動はあるものの、全体としては比較的安定した状況が続く見込みです。

同時に、中国の農産物市場も政策調整、需給構造、技術革新などによる相乗効果で、安定した推移が続く見込みです。

中国の農産物の貿易規模については、新たな5000万トン食糧増産キャンペーンの本格実施に伴い、中国国内の農業生産能力はさらに向上し、農産物の供給はより豊富になる見込みです。さらに、中国国内の需要が比較的安定している状況にあって、農産物の輸出入規模は比較的安定した水準を維持する見通しです。

農産物の品目別に見ると、2026年には穀物の輸入規模は比較的低水準で推移する見通しです。大豆の輸入規模は高水準を維持し、輸入先の多様化がさらに定着し、ブラジルやアルゼンチンなど南米諸国からのシェアが拡大し続けるとみられます。畜産品の輸入は、中国国内の豚肉や牛肉、鶏肉の生産能力が十分であり、輸入への依存が弱まることから、減少傾向が続くとみられます。果物の輸入は増加を維持する見通しで、ドリアンやチェリーなど高付加価値果物に対する消費需要には依然として拡大の余地があると見込まれています。(提供/CGTN Japanese)

編集部おすすめ