第6回中国国際消費品博覧会(以下、消費品博)が4月13日から18日まで、海南省海口市で開催されています。会場面積は14万3000平方メートルで、60以上の国と地域から3400以上のブランドが出展しました。

海外展示品の割合は全体の65%を占め、前回(2025年)より20ポイント上昇しています。16日には一般公開が始まり、初日の来場者は5万人を超えました。

今回の消費品博では、主賓国であるカナダが約40社の企業を率いて出展しました。また、スイスやチェコなど12の国・地域が公式代表団を組織し、ロシアやブルガリアなどは初めてパビリオンを設けています。会場にはフランスの化粧品、アイルランドのウイスキー、チェコのクリスタル、ドイツの健康食品、ウルグアイの食肉、日本のジュエリーなど、世界中の名品が並んでいます。初出展したカナダの醸造メーカーは、「中国の若年層の消費ポテンシャルは非常に大きく、市場は機会に満ちている」と語りました。

会期中には200以上の新製品が発表される予定で、テクノロジー分野が新たな見どころとなっています。華為技術(ファーウェイ)、XREAL(エックスリアル)、アイフライテック(iFLYTEK)などのAIスマートグラスが次々と披露され、それぞれ異なる機能をアピールしました。アジア最大の空飛ぶクルマ企業である小鵬匯天(XPENG AEROHT)は、まもなく量産される世界初の分離式空飛ぶクルマ「陸地空母」を出展しています。また、若者向け動画プラットフォームの「bilibili(ビリビリ)」も初参加し、「ハードコア・テクノロジーとトレンド・ライフ」をテーマに、テクノロジー関連コンテンツやIP派生商品を展示しています。

消費品博と広州交易会が同時開催、最新テック製品に注目、外資企業に広がる商機―中国

同時期に広州では、第139回中国輸出入商品交易会(広州交易会)が開催されており、3万2000社以上の企業が出展しています。海口と広州はいずれも中国の重要な港湾都市であり、離島免税や出国時免税など、さまざまな政策メリットを享受しています。

地政学的対立の長期化や保護主義の台頭、経済回復の鈍化を背景に、4月に中国で開催されるこれら2つの見本市は、中国の消費活力と市場開放への決意を観察する重要な窓口となっています。

海外の有識者は、「巨大市場の強靭さや、高水準の対外開放に向けた確固たる姿勢、そして世界と発展の恩恵を共有し、成長空間を共に開拓していくビジョンこそが、こうした見本市が示す『消費大国・中国』の姿である」と評価しています。(提供/CGTN Japanese)

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