押し目買いが優勢となる流れ。ハンセン指数は前日まで急ピッチに下落し、足もとでは約1カ月ぶりの安値を付けていた。また、中国当局が景気重視のスタンスを示していることも改めて意識されている。李強・首相は18日、北京視察の際、人工知能(AI)と先端産業の融合を進化させ、経済発展の新たな原動力にするという方針を示した。もっとも、上値は限定的。中東情勢を巡る不透明感がくすぶっているほか、中国経済の急減速などが引き続き重しとなっている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、インターネットサービス中国大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が2.7%高、域内大手行の中銀香港(2388/HK)が2.2%高、太陽光発電(PV)用ガラス基板メーカーの信義光能HD(968/HK)が2.1%高と上げが目立った。
セクター別では、中国の発電が高い。華潤電力HD(836/HK)が1.8%、華能国際電力(902/HK)が1.7%、華電国際電力(1071/HK)が1.6%、中国電力国際発展(2380/HK)が1.4%ずつ上昇した。
ネット関連の銘柄も物色される。テンセントのほか、ライブ配信アプリの映宇宙集団(3700/HK)が4.2%高、中国オンラインゲーム大手の網易(ネットイース:9999/HK)が2.1%高、中国電子商取引(EC)最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ:9988/HK)が1.5%高、中国インターネット検索最大手の百度集団(9888/HK)が1.2%高で引けた。
半面、半導体セクターは安い。
産金・非鉄セクターもさえない。紫金鉱業集団(2899/HK)が3.3%安、招金鉱業(1818/HK)が3.1%安、霊宝黄金(3330/HK)が2.6%安、江西銅業(358/HK)が3.3%安、中国アルミ(2600/HK)が2.9%安、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が2.8%安と値を下げた。
本土マーケットは4日ぶりに小反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.02%高の4132.46ポイントで取引を終了した。公益が高い。銀行、運輸、半導体なども買われた。半面、素材は安い。不動産、医薬、軍需産業、エネルギー、消費、自動車も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











