
記事の中国人筆者はトイレに対して「臭くて汚くて、居心地が悪い」という印象を抱いていることを紹介し、いくらきれいに掃除してあってもイメージは変わらないとした。これは、多くの中国人の気持ちを代弁していると言えるだろう。しかし、日本人は「トイレに対して、居心地が悪いイメージを抱いていない」と論じた。
記事はその理由は、「日本には居心地が悪いどころか、居心地が最高のトイレがあるから」だとし、東京にある商業施設の女性用トイレを紹介。日本ではトイレをトイレとは呼ばず、気持ちを切り替える場所という意味で「スイッチルーム」と呼んでいる商業施設があり、各階のスイッチルームにはコンセプトがあり、それぞれの世界観を楽しむことができる、とその異次元ぶりを伝えた。
「最も豪華」なのは、5階にある会員専用ルームだ。記事は、ここには心身ともにリラックスできるフットマッサージャーや酸素バーがあり、落ち着いて化粧できる化粧台もあると紹介。それも、人が近づくと明かりがつく機能が付いている、とどこまでも親切な設計を伝えた。確かにこれは「トイレ」の枠を超えている。
他のフロアも、それぞれのコンセプトに合わせて音楽や内装を変え、利用者の気持ちを切り替えさせてくれると紹介し、これだけ居心地が良いだけに「一度利用すると離れがたくなる」と伝えた。