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三谷幸喜は、なぜウソにこだわるのか。日曜劇場「おやじの背中」最終話 「北別府さん、どうぞ」

       
人気脚本家10人が競作した今季のTBS日曜劇場「おやじの背中」。9月14日に放送された最終回、第10話は三谷幸喜脚本による「北別府さん、どうぞ」だった。主演は当初、市村正親の予定だったが病気で降板、小林隆が急遽代役を務めることになった。小林は、かつて三谷が主宰し、1994年に活動を休止した劇団「東京サンシャインボーイズ」に所属していた俳優で、その後も三谷脚本のドラマにはよく出演している。それでも主演は55歳にしてこれが初めてだったという。

初の主演ドラマでの小林の役どころは、売れない俳優「北別府」。北別府は大学病院でがんの治療を受けているものの、なかなか改善が見られない。本当に命は助かるのか、主治医の古都(小日向文世)に尋ねても、要領を得ない返事ばかり。自分が死ねば、妻(吉田羊)と別れて2人だけで暮らしているまだ8歳の息子・寅雄(須田琉雅)はどうなるのか。それが北別府には気がかりだった。

その日も治療を終えたところ、知り合いのドラマスタッフ(秋元才加)が病院ロケの撤収をしているのに遭遇、しばらく言葉を交わしたのち、スタッフは慌ただしく立ち去って行く。そのあと、北別府の手元にはドラマの衣装の白衣が残っていた。それに気づいて北別府はあわててスタッフを追いかけるのだが、すでにロケ車は病院を出たところだった。

と、そこで偶然にも息子の寅雄と鉢合わせになる。学校でけがをして担任の教師(瀬戸カトリーヌ)に連れられて来院していたのだ。病気のことはいっさい寅雄には話していなかった北別府。なぜ父親がここにいるのか、驚く寅雄に、北別府はとっさにさっきの白衣を着て、「この病院で働いている」とウソをつくのだった。寅雄は父の仕事じたい知らなかったので、すっかりだまされ、尊敬のまなざしを向けるのだが……。

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おやじの背中

おやじの背中

ドラマ「おやじの背中」シリーズ(TBS日曜夜9時〜)。10組の脚本家&キャストによるオムニバスドラマだ。

2014年9月19日のレビュー記事

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