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「半沢直樹」の香川照之再来か。虫唾の走るほどいやな人物「天皇の料理番」今夜

       
TBSの日曜劇場「天皇の料理番」の第4話(5月17日放送)では、主人公・篤蔵(佐藤健)の兄・周太郎(鈴木亮平)が結核にかかっていることが判明、法律を学んでいた東京から療養のため福井へ帰郷を余儀なくされる。

折しも篤蔵は、華族会館で修業するかたわら、英国公使館でもシェフの五百木(加藤雅也)について料理を学ぶようになっていた。妻・俊子(黒木華)が妊娠し、一日も早く一人前になって家族を養う必要に迫られていたからだ。しかし料理長の宇佐美(小林薫)ら華族会館の料理人たちには黙ったまま、「兄が病気になったから」とウソをついてはこっそり公使館に通い続ける。それが思いがけず(視聴者には薄々予感させていたとはいえ)、本当に兄が病気になってしまったのだ。まったくもって「嘘から出たまこと」である。

激しい咳をともない血を吐くことから「労咳(ろうがい)」とも呼ばれた結核は、日本では19世紀末から20世紀にかけて多くの人が罹患した国民病だった。その流行の背景には、近代化にともない工場・学校・兵営など集団生活の場が一挙に増えたことがあげられる。さらに工場では劣悪な労働環境から免疫のない若者に結核が蔓延していった。文学史においても、樋口一葉、正岡子規、石川啄木など結核で若くして亡くなった作家は少なくない。小説家の堀辰雄をモデルとしたアニメ映画「風立ちぬ」でも、主人公の妻が結核で空気の良い土地に移って治療に専念する場面が出てきた。

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天皇の料理番

天皇の料理番

「天皇の料理番」は杉森久英の小説が原作のドラマ。TBS60周年特別企画として放送されている。宮内省大膳職の初代司厨長を務めた秋山徳蔵の実話をベースにした。

2015年5月24日のレビュー記事

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