独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは5月31日、中国のトレンド玩具大手、泡泡瑪特(ポップマート)について、その先行きに懸念の声が上がっていることを伝えた。
報道によると、中国北京市にあるポップマートのテーマパーク「泡泡瑪特城市楽園(ポップランド)」では、多くの人が人気キャラクター「LABUBU(ラブブ)」目当てに列を作っている。
報道では、「しょっちゅうここに来てキャラクターたちと触れ合っています」というポップランド来場者の声が伝えられた。
ポップランドは1年にわたる改修を経て4月末にリニューアルオープン。報道は「テーマパーク一番の注目の的」とラブブを紹介した上で、「ラブブがポップマートを小型企業から世界の玩具帝国に発展させた。ラブブの爆発的人気は昨年夏にポップマートの株価を過去最高へと押し上げ、昨年の売上高は約55億ドル(約8800億円)に達した」と説明した。
また、「ポップマートはこのブームによってビジネスモデルの多元化を実現した」と述べた上で、現在も続くポップランドの改修工事や準備が進んでいる「ポップベーカリー」というデザートブランド、ラブブの映画化などに言及。その一方で、「ポップマートの新分野への進出ペースは同社のバブルが近くはじけるのではないかとの懸念を引き起こした」とし、3月下旬、「ラブブが売り上げの約半分に貢献した」とポップマートが発表した後、同社の株価が30%下落したことや、米国市場での売り上げ減少について伝えた。
アナリストは「ラブブブームは後退を迎えている可能性がある」との認識を示しているといい、報道は「ポップマートは他のキャラクターによって新たなファンを獲得する必要があるかもしれない」とも指摘した。(翻訳・編集/野谷)











