「芥川賞」のニュース
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又吉直樹、若林正恭絶賛の中村文則作品は本当に面白いのか。12冊一気に読んでみた
中村文則の小説を文庫で読むなら、まずは『何もかも憂鬱な夜に』(集英社文庫)から読もう、というお話。『アメトーーク!』で話題中村文則さんといえば、今年6月の『アメトーーク!』「読書芸人」(2回目。光浦靖...
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直木賞作家・東山彰良さん、『NARUTO』に深い関わり ノベライズやアニメ脚本をやっていた!
第153回直木賞を受賞した東山彰良さんはマンガのノベライズやアニメの脚本も手がけています。直木賞受賞作『流』とノベライズ作品の文体からわかるサブカルと文学の関係とは。ライター・編集者の飯田一史さんとS...
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2人のヴェトナム戦争体験日本人作家の嫌いな部分、大好きな部分
池澤夏樹=個人編集《日本文学全集》(河出書房新社)の第1期第9回配本は、第21巻『日野啓三開高健』。ヴェトナム取材体験のあるふたりの芥川賞作家だ。この巻は年譜を僕が担当しているので、なんかここでレヴュ...
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又吉「火花」が200万部突破した理由 巧妙に利用される「純粋」なイメージ
芥川賞を受賞した又吉直樹さんの『火花』が異例スピードで増刷を重ねています。なぜ「又吉的なるもの」が重宝されるのか。前編に続きライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんが鋭く分析しま...
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又吉直樹は水嶋ヒロを超えた――『火花』を最初に文芸誌で誉めた評論家、語る
『火花』を最初に文芸誌で誉めたのは俺だから!!!藤田まだまだ話題さめやらぬという感じですから、芥川賞受賞で、発行部数が200万部を超えた又吉直樹さんの『火花』の話をしましょう。飯田藤田君は文芸誌でも書...
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芥川賞作家・又吉直樹のもうひとつの顔。俳人としての才能はいかほどのものか
又吉直樹×堀本裕樹『芸人と俳人』(集英社)が出て、2か月ほど経ってしまった。けど、又吉さんが芥川賞を獲った以上、やっぱり書こう。注目される人どうしのコラボこれは文芸誌《すばる》に約2年間連載した対談「...
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TV版「エヴァ」か江口寿史「POCKY」か。世紀のデタラメ、文学的大事故『別れる理由』復活
《小島信夫長篇集成》全10巻(水声社)、というとんでもないシリーズが、ついに刊行開始となった(パンフレットはこちら)。その第1回配本は、第4巻『別れる理由I』だ。小島信夫ってどんな人?小島信夫(191...
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「又吉直樹『火花』の受賞はないと思う」書評家・杉江松恋が第153回芥川賞・直木賞受賞作を予想する
本日17時から第153回芥川・直木賞の選考会が行われる。候補作が発表されてからの間、どれだけ同じことを質問されたかわからない。「『火花』は受賞すると思いますか?」聞かれるたびに同じことを繰り返してきた...
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1年に1冊しか書けない作家は年収30万円で生きろという時代に「小説のリサイクル」は有効か
いつも細心の注意を払って私事をなるべく書くようにしているのですけれども、私は1997年に歌人として単行本デビューしました。『てのりくじら』『ドレミふぁんくしょんドロップ』と題する短歌絵本(絵はオカザキ...
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この幼児性を見よ。ノーベル文学賞作家・大江健三郎は、永遠の中学生なのだ
池澤夏樹=個人編集《日本文学全集》(河出書房新社)の第1期第6回配本は、第22巻『大江健三郎』。ノーベル文学賞作家だ。エキレビ!では先日、枡野浩一さんが小谷野敦『江藤淳と大江健三郎戦後日本の政治と文学...
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「アメトーーク!」読書芸人に寄せて。作家はお笑い芸人にはなれないけれど、お笑い芸人は作家になれる残酷
本日の「アメトーーク!」のテーマは「読書芸人」。小説『火花』(文藝春秋)が三島由紀夫賞候補になった、芥川賞候補にもなるかもしれない又吉直樹さん。「テレビブロス」連載で、毎回こわいほど冷静な人生相談回答...
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芥川賞卒業宣言をした小谷野敦を、芥川賞の選考委員にすればいいのに
小谷野敦さんが「本の雑誌」2015年5月号に『芥川賞卒業宣言』を寄稿しました。『もてない男』(ちくま文庫、1999年)がヒットして批評家として一躍有名になり、のちに小説家として芥川賞に二度もノミネート...
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田中裕子の魔性について考えてみた「まれ」8話
朝ドラ「まれ」(NHK月〜土朝8時〜)の第8話は衝撃回。ぶっきらぼうで、腰に手を当てて牛乳飲む、オトコマエな桶作文(田中裕子)がふたりの男に取り合われた魔性の女だったことが判明しました。希の移住と入れ...
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便利な家系図&キャラ一覧つき。池澤夏樹編集『中上健次』で紀州サーガに入門
昨年末に池澤夏樹=個人編集《日本文学全集》(河出書房新社)の第1期第1回配本、池澤訳『古事記』についてレヴューを書いた(「『古事記』は「ジョジョ」4部のあのエピソードのルーツでもある?話題の新訳を読ん...
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【朗報】早川書房の小説がKindleで最大50%オフ以上のセール中
SF・ファンタジー・ミステリでおなじみの早川書房(ハヤカワ)がKindleで大セール中。最大50%OFF以上!(12月23日追記)■楽天koboのクリスマスセールが12月24日の午前9時59分まで延長...
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敬語は全部無視! 人気作家が訳す古典の新しさ「日本文学全集」
2014年11月から河出書房新社でスタートした、池澤夏樹個人編集の日本文学全集。2011年3月に完走した世界文学全集の待望の日本版だ(詳しくは先日のエキレビ!記事を参照のこと)。今回の日本文学全集が一...
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大将、なんやったら、全部脱ぎますよ「マッサン」ポスター撮影シーン歴史的真実
「大将、なんやったら、全部脱ぎますよ」先週金曜放送の連続テレビ小説「マッサン」第23回、鴨居商店の「太陽ワイン」の新しいポスターを撮影する場面で、モデルのみどり(柳ゆり菜)の口から出たこのセリフに、ド...
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堺の怖い話、妖怪、郵便、そして同人誌発表作品は文学賞に応募できるのか。第2回大阪文学フリマレポ
去る9月14日、第2回文学フリマ大阪が堺市産業振興センターにて開催された(主催は文学フリマ大阪事務局)。大阪での文フリは昨年4月以来、約1年半ぶりということになる。前回、私はサークル仲間と前日より堺市...
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本日決定!書評家・杉江松恋の第151回直木賞候補全作レビュー&予想、大本命あります
おひさしぶりです。杉江松恋です。本日(7.17)決定、第151回の芥川・直木賞も、エキレビ!より予想をお届けします。芥川賞もまもなくアップ。今回も★で本命度を表しますが、作品の評価とは必ずとも一致しな...
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若い作家たちにとって村上春樹って何なのか『村上春樹への12のオマージュ いまのあなたへ』
〈村上春樹氏の著作本は長い間、中古でしか買ったことがなかった〉『村上春樹への12のオマージュいまのあなたへ』は、20代半ばから40代前半の若手作家12名による、村上春樹へのオマージュ小説12篇をまとめ...
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今期ドラマ本命はこれだ「弱くても勝てます」第1話レビュー
4月12日(土)からはじまったドラマ「弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜」(NTV/土・21時〜)。第1話の完成度がものすごく高くて、ドラマ好きとしてはニコニコの連続でした。視聴率も...
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〈自分をかわいく見せようとする努力のあとがきちんと見える子と付き合いたい〉男って『ファイナルガール』
昨年の芥川賞受賞者・藤野可織の、『おはなしして子ちゃん』に続く短篇集『ファイナルガール』(扶桑社)が出た。『おはなしして子ちゃん』を読んだときも、ものすごく自由自在なことをやっている作家だなーと思った...
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近代小説とはダメ人間の歴史だった。豊崎由美『まるでダメ男じゃん!』
大森望との『文学賞メッタ斬り』シリーズが2012年に終了した書評家・豊崎由美さんだけど、先般の「芥川賞・直木賞記者会見ライブビューイング」のレヴューを読むと、生メッタ斬りは健在なようだその豊崎さんの新...
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芥川賞最多落選作家・島田雅彦に学ぶ5つのモテポイント
島田雅彦。とにかくめちゃくちゃ顔がかっこいい。3月1日から2日間にかけて行われた芥川賞&直木賞フェスティバル。両賞の受賞作家が登壇する中で、1人だけ「特別枠」の作家が島田だ。芥川賞に6回ノミネートされ...
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カンヅメになった作家は果して真面目に原稿を書いているのか。浅田次郎と林真理子が内幕を明かす
「なにしろ、小説は人物造型だと思います」と、浅田次郎は語った。伝説の大泥棒「天切り松」(『天切り松闇語り』シリーズ)から鉄道員一筋の駅長(『鉄道員(ぽっぽや)』)、江戸城に無言で居座る謎の旗本(『黒書...
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村上春樹はなぜ芥川賞を獲れなかったのか。選評でたどる芥川賞の歴史
ここ10年ほど、毎年のようにノーベル文学賞の噂がささやかれる村上春樹だが、意外というべきか芥川賞は受賞していない。デビュー作の「風の歌を聴け」が第81回(1979年上半期)、続いて「1973年のピンボ...
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芥川賞作家・SFの貴公子、円城塔はなぜ男子にモテるのか、辻村深月×円城塔トークレポ
辻村「円城さんって、とにかく男にモテるんですよ」3月2日に行われた「芥川賞&直木賞フェスティバル」で、直木賞作家・辻村深月と、芥川賞作家・円城塔のトークイベントが行われた。作風も読者も違う二人は友人関...
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最年少芥川賞受賞から10年。綿矢りさが語った「玉結び」
小説家の綿矢りさのデビューは、それはそれは衝撃的だった。私の場合、2001年に京都に出かけたとき、いまはなき河原町の丸善(梶井基次郎の短編小説『檸檬』に出てくることで有名)で、彼女のデビュー作『インス...
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映画やコミックだけじゃ底が浅い。本を読め〜速報8「芥川賞&直木賞フェス」林真理子&浅田次郎
第150回記念「芥川賞&直木賞フェスティバル」速報第8弾!イベント終了後、30分以内に書いて即アップの最速リポートです。3月2日17時から18時、2日間全8ステージのラストは、「最終便に間に合えば」「...
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衝撃の事実、直木賞選考委員は欠席ばかりしていた〜速報7「芥川賞&直木賞フェス」角田光代&奥泉光
第150回記念「芥川賞&直木賞フェスティバル」速報第7弾!イベント終了後、30分以内に書いて即アップの最速リポートです。3月2日15時から16時のステージは『対岸の彼女』で第132回直木賞を受賞、『紙...