元巨人で2009年ワールドシリーズMVP、ヤンキースGM付特別アドバイザーの松井秀喜氏(51)が、18日(日本時間19日)、ニューヨーク郊外で子どもを対象とした野球教室を開催した。一般公募で集まった約40人を指導し、恒例のフリー打撃では逆風の中、27スイング目に右翼への推定100メートルの柵越え。

子どもたちが歓声を上げた。

 この日は新たなパートナーとタッグを組んだ。今年から新規に同イベントのスポンサーとなったサンリオ社の人気キャラクター「ハロー・キティ」が白いドレス姿で登場。世界的な知名度を誇るキティちゃんとのコラボに「嬉しいです。世界的な人気ですから。きょうは女性の選手も多かったですし、喜んで頂けたと思います」と松井氏は笑顔で語った。

 

 サンリオ社は、13日(同14日)にドジャーズで「ハロー・キティ・ナイト」を行った。昨年はWBC日本代表「侍ジャパン」とのコラボや、日本国内で「サンリオ・ベースボール・アカデミー」を開催するなど球界支援に力を注いでいる。昨年8月にはイチロー氏が開催するイチロー選抜対高校野球女子選抜のエキシビジョン・マッチを支援。松井氏も参加したことがきっかけで、野球教室の協賛が実現した。

 同社の鶴屋哲司・経営戦略本部シニア・マネジャーは「今まで興味がなかった子どもたちも、サンリオのキャラクターを通じて、きっかけづくりに貢献できれば」と協賛の意図を語る。

 

 「ハロー・キティ」が誕生したのは1974年。

松井氏と同い年となる。「彼女は永遠に歳を取らないって羨ましいですね」と笑った51歳。フリー打撃デモンストレーションは、逆風に見舞われ、22スイング目で「体力がなくなってきた。あと5球で(本塁打が)出なかったらゴメンね」と子どもたちに告げたが、最後の27スイング目に右翼へ美しいアーチを描き、「実は日本で球場選びに失敗して入らなかったことがあるんです。ちょっと復活しました。せっかく来て頂いて、ホームランをみせられないのは一番悲しいんで」と穏やかな笑みを浮かべた。

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