「又吉直樹」のニュース (43件)
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『コントが始まる』最終回は終わりではなく始まりだった 結論のないドラマの要因を考える
※本文にはネタバレがありますコロナ禍がドラマに与えた影響は?『コントが始まる』最終回『コントが始まる』(日本テレビ系土曜よる10時〜)最終回は終わりではなく始まりだった。【前話レビュー】『コントが始ま...
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作家になったのは永六輔を見返すため? 野坂昭如『マスコミ漂流記』
今年、創設から80年を迎えた芥川賞と直木賞。7月発表の上半期の芥川賞にはお笑いコンビ・ピースの又吉直樹の『火花』が選ばれ、今年最大のベストセラーとなった。もっとも芥川賞・直木賞の歴史をひもとけば、芸能...
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テレ東×note「知らない人んち(仮)」はアイデア出しから放送まで1週間!超強行スケジュールドラマ
新しい試みが少しでもある番組には「実験的」という言葉が使われがちだが、ここまで実験的なドラマはなかなかない。先週からはじまった深夜ドラマ『知らない人んち(仮)〜あなたのアイデア、来週放送されます!〜』...
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ウェブ小説発で40万部突破の理由は 住野よる『君の膵臓をたべたい』
ライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんの対談。今回は小説『君の膵臓をたべたい』を扱います。定期的にでる難病モノのヒット作飯田住野よる『君の膵臓をたべたい』は「小説家になろう」に...
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「わろてんか」104話「あはれ」「笑えぬ」メディアの酷評にどう立ち向かうか
連続テレビ小説「わろてんか」(NHK総合月〜土朝8時〜、BSプレミアム月〜土あさ7時30分〜)第19週「最高のコンビ」第104回2月5日(月)放送より。脚本:吉田智子演出:鈴木航104話はこんな話「あ...
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又吉直樹原作ドラマ「火花」7話。漫才の素人ウケと玄人ウケの違いってなんだ
又吉直樹作、第153回芥川賞受賞作品「火花」。徳永(林遣都)は、神谷(波岡一喜)が全ての答えを持っていると思い込んでいる節があるそう。そんな神谷が「好きなことやって面白かったら飯が食えて、面白くなかっ...
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「西郷どん」11話「まともな父親は誰ひとりおらぬようだな」男の大河を否定か
大河ドラマ「西郷どん」(原作:林真理子脚本:中園ミホ/毎週日曜NHK総合テレビ午後8時BSプレミアム午後6時)第11回「斉彬暗殺」3月17日放送演出:津田温子大河ドラマでは数少ない女性演出家登場女性演...
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「西郷どん」12話 なぜか篤姫輿入れ問題を手厚く、藤田東湖と尊皇攘夷をスルー
大河ドラマ「西郷どん」(原作:林真理子脚本:中園ミホ/毎週日曜NHK総合テレビ午後8時BSプレミアム午後6時)第12回「運の強き姫」3月24日放送演出:津田温子今日の放送は、制作裏話だけれど4月1日は...
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「西郷どん」10話。橋本左内役の風間俊介、幾島役の南野陽子が頼もしい
大河ドラマ「西郷どん」(原作:林真理子脚本:中園ミホ/毎週日曜NHK総合テレビ午後8時BSプレミアム午後6時)第10回「篤姫はどこへ」3月10日放送演出:盆子原誠江戸で、島津斉彬(渡辺謙)のお庭方にな...
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又吉直樹は水嶋ヒロを超えた――『火花』を最初に文芸誌で誉めた評論家、語る
『火花』を最初に文芸誌で誉めたのは俺だから!!!藤田まだまだ話題さめやらぬという感じですから、芥川賞受賞で、発行部数が200万部を超えた又吉直樹さんの『火花』の話をしましょう。飯田藤田君は文芸誌でも書...
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『劇場』で考える、又吉直樹のヒロイン「こんなイイ女いねーよ!」問題
「劇場」。芥川賞を受賞した「火花」に続く又吉直樹の第二作目で、掲載された新潮の発行部数はなんと4万部。文芸誌としてはかなり異例の売り上げだった。「劇場」は、売れない劇作家・永田とその恋人・沙希の物語。...
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「西郷どん」9話。伊武雅刀、佐野史郎、又吉直樹、松田翔太と曲者揃って江戸編
大河ドラマ「西郷どん」(原作:林真理子脚本:中園ミホ/毎週日曜NHK総合テレビ午後8時BSプレミアム午後6時)第9回「江戸のヒー様」3月4日放送演出:野田雄介いよいよ江戸へ深夜のお夜食の作り方を紹介し...
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芥川賞作家・又吉直樹のもうひとつの顔。俳人としての才能はいかほどのものか
又吉直樹×堀本裕樹『芸人と俳人』(集英社)が出て、2か月ほど経ってしまった。けど、又吉さんが芥川賞を獲った以上、やっぱり書こう。注目される人どうしのコラボこれは文芸誌《すばる》に約2年間連載した対談「...
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又吉「同世代の芸人なら同じような経験してる」話題の「火花」創作秘話も。田丸雅智×又吉直樹トークレポ
「ショートショート大好きなんですけど、書評を書くのはめっちゃむずいですね。タイトルと設定は言っていいと思うんですけど、あらすじはもったいない。僕が田丸さんを紹介するときには人柄を書いたり、『可能性に満...
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山崎賢人・松岡茉優が描く「生涯忘れることができない恋」――コロナ禍に公開された映画『劇場』の運命とは
又吉直樹の恋愛小説を行定勲監督が映画化『火花』で芥川賞を獲った又吉直樹が、それより前から書いていた恋愛小説『劇場』が『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』『ナラタージュ』など恋愛小説の映像化に定評のある...
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今夜最終話「火花」バイトをやったら負け、黒髪に戻した9話
又吉直樹作、第153回芥川賞受賞作品「火花」。先週まであんな良い感じだったのに急に解散。あらすじゴールデンのレギュラーを惜しくも逃し、スパークスは勢い失ってしまい家賃を下げるために徳永(林遣都)は引っ...
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ドラマ「トットちゃん!」本日スタート『窓ぎわのトットちゃん』はなぜ戦後最大のベストセラーになりえたか
きょうからテレビ朝日系で、黒柳徹子の半生を描帯ドラマ劇場「トットちゃん!」が始まる。スタートは昼12時半と、黒柳司会の「徹子の部屋」に続けての放送となる。黒柳を主人公にしたドラマといえば、昨年、NHK...
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又吉直樹、若林正恭絶賛の中村文則作品は本当に面白いのか。12冊一気に読んでみた
中村文則の小説を文庫で読むなら、まずは『何もかも憂鬱な夜に』(集英社文庫)から読もう、というお話。『アメトーーク!』で話題中村文則さんといえば、今年6月の『アメトーーク!』「読書芸人」(2回目。光浦靖...
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又吉「火花」が200万部突破した理由 巧妙に利用される「純粋」なイメージ
芥川賞を受賞した又吉直樹さんの『火花』が異例スピードで増刷を重ねています。なぜ「又吉的なるもの」が重宝されるのか。前編に続きライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんが鋭く分析しま...
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芥川賞候補作から受賞作を予想 現代日本文学は「死者と主体」を描く
ライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんの対談。前編記事に続いて「第154回芥川龍之介賞」の受賞作を予想していきます。身体と歴史――松波太郎「ホモサピエンスの瞬間」藤田松波太郎「...
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芥川賞は滝口悠生「死んでいない者」が本命!又吉直樹と羽田圭介の次のスターを予想する
ライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんの対談。今回は「第154回芥川龍之介賞」の受賞作を予想します。又吉直樹と羽田圭介の次の芥川賞藤田さて、芥川賞の季節がやってきました。前回の...
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又吉直樹原作ドラマ「火花」徳永はなぜ自転車に乗らないのか
又吉直樹作、第153回芥川賞受賞作品「火花」。“一杯目からハイボール”“別れ際のおやすみ”徳永、神谷の影響がますます強くなってきた。あらすじ神谷が上京してきて、二人の日々が始まった。徳永の神谷への憧れ...
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先生になってしまった又吉の芸人魂を取り戻せ「キングちゃん」迷惑だけど千鳥が熱い
大悟「1人の天才芸人がいま死のうとしている。死のうとしているから、わしゃぁホントに助けたい」この言葉で始まった、千鳥MCの『NEO決戦バラエティキングちゃん』(10月17日放送テレビ東京)。「1人の天...
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ピース又吉、即興ショートショートを披露。田丸雅智×又吉直樹トークレポ
又吉「(田丸さんの作品は)思ってもいないところに着地して、こんな景色なんや……と思ってたら、パンと叩かれるみたいなところがありますね」田丸「二段オチみたいなものはわりとよく使います」又吉「それもパンチ...
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又吉直樹原作ドラマ「火花」5話。 言いたいだけの「鬼まんま」
又吉直樹作、第153回芥川賞受賞作品「火花」。神谷(波岡一喜)は、師匠としてなのか徳永(林遣都)に毎回独自のお笑い論を語っている。今回もいくつかあったが、気になったのは「自分はこうあるべきやっていう基...
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又吉直樹『夜を乗り越える』人間は辛口な批評家に弱い
芥川賞受賞から1年、『火花』がNETFLIXでドラマ化されている(原作レヴューはこちら→「芸人はTV視聴者という赤子のご機嫌を取らなければならないのか?」)。いっぽう〈小説に救われてきました。好きすぎ...
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芸人はTV視聴者という赤子のご機嫌を取らなければならないのか? 又吉直樹「火花」
胸が熱くなるものを読んでしまったなー!《文學界》2015年2月号(文藝春秋)に掲載された又吉直樹さん(ピース)の小説「火花」のことです。2015年の年明けからTVで話題になったし、書店では掲載誌が売り...
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「西郷どん」13話。西郷と大久保の濃密な友情に震える「大事なもの」は「おはんじゃ」
大河ドラマ「西郷どん」(原作:林真理子脚本:中園ミホ/毎週日曜NHK総合テレビ午後8時BSプレミアム午後6時)第13回「変わらない友」4月8日放送演出:野田雄介篤姫の輿入れドラマの裏話を伝える特番「『...
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又吉直樹原作ドラマ「火花」1話。神谷はなぜかっこいいのか
又吉直樹作、第153回芥川賞受賞作品「火花」が日曜午後11時からNHKで連続ドラマとして放送開始された。冒頭のネタ合わせをするシーン、歩きながらやっているのは二人の会話のリズムを合わせるという意味があ...
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「又吉直樹『火花』の受賞はないと思う」書評家・杉江松恋が第153回芥川賞・直木賞受賞作を予想する
本日17時から第153回芥川・直木賞の選考会が行われる。候補作が発表されてからの間、どれだけ同じことを質問されたかわからない。「『火花』は受賞すると思いますか?」聞かれるたびに同じことを繰り返してきた...