「出版」のニュース (702件)
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「わにとかげぎす」最終回、本田翼が深海魚だった有田哲平を救い出す、なんてハッピーな死体
昨日(9月27日)、『わにとかげぎす』(TBS系)がついに最終回を迎えた。「わにとかげぎす」とは、深海に生息する「ワニトカゲギス目ワニトカゲギス属」という魚類のこと。寝てばかりの人生を送ってきたがゆえ...
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「スカム」振り込め詐欺に手を染める若者たちのリアル「誰も助けてくんねえなら自分で何とかするしかない」
「金持ち老人から金を奪い取る毎日に、俺の心は1mmも痛まない」杉野遥亮主演のドラマ『スカム』(MBS・TBS系)が7月2日(火)深夜からスタートした。監督は、映画『全員死刑』(2017年)の小林勇貴。...
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「菊池桃子さんのラ・ムーが大好きです」声優・上坂すみれに聞く3
第1回第2回●オズフェストと、ラ・ムー───コラボしてみたいミュージシャンの方とかいらっしゃいますか?夢でいいです。上坂:夢ですか?!コラボするってなると全く想像がつかないんですけど……、私この間オズ...
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原田知世と石原さとみは可愛らしくって、パンは愛おしい
原田知世さんがこんなに可愛いだなんて知りませんでした。ごめんなさい。何の話かって先月末から公開されてる映画「しあわせのパン」の原田知世ですよ。舞台は北海道洞爺湖のほとりの小さな町・月浦。東京から移り住...
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「マッドマックス」最新作の魅力が理解できないと言ったら、過去作観たのかと怒られたので全作観てみた
先日『マッドマックス怒りのデス・ロード』のレビューを書いたら、たくさんの人を怒らせてしまいました。そのあと塚本晋也監督の『野火』と『マッドマックス怒りのデス・ロード』を比較して語ったら、「くらべるな」...
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売れないという残酷。芸人が描く話題のドキュメントマンガ『芸人生活』
芸歴20周年、誇れる賞歴はまだ無し。2013年の「キングオブコント」では準決勝まで進出したが敗退し、再び頂点を目指して修行中。そんな芸人が自身の生活のことを描いた漫画が、今じわじわと売れている。この4...
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漫画家×ミュージシャン×俳優=漫画兄弟快進撃、こいつらの正体は?
「××兄弟」という名前から想起されるものを考えてみる。宇宙、ウルトラ、だんご、堂本、吉田、下町……。だが「漫画兄弟」はどんな「兄弟」とも違う。血縁関係もなく、それぞれ違う生業を持っている。そんな3人が...
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ボルティモアに“奇跡の4人”が揃った「第13回アメリカ横断ウルトラクイズ」は何一つ色褪せてない
CS「ファミリー劇場」にて、昨年から今年にかけ『アメリカ横断ウルトラクイズ』の再放送が矢継ぎ早に放送されている。第12回、第13回、そして第11回大会の熱戦が、四半世紀ぶりに蘇ったのだ。個人的にはDV...
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元日「きのう何食べた?」全12話7時間再放送で絶対押さえておきたいチェックポイント、初見さんも来て!
シロさんとケンジが帰ってくる!1月1日午後10時からドラマ「きのう何食べた?正月スペシャル2020」が放送される。「きのう何食べた?」はよしながふみ原作、西島秀俊、内野聖陽主演の同性愛カップルと手作り...
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「映画秘宝」は、半端な田舎の半端な中学生にアイデンティティを与えてくれた。なくちゃいけない雑誌だ
映画『桐島、部活やめるってよ』で、主人公の神木隆之介くんが映画部の友人と一緒に「映画秘宝」を読むシーンがある。「今月の秘宝、割と頑張ってるよ」とかなんとか偉そうに言いながら、教室の隅っこでクラスメイト...
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「半分、青い。」22話、朝ドラ絵から大出世。鈴愛の劇中漫画を描くなかはら・ももた
連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK総合月〜土朝8時〜、BSプレミアム月〜土あさ7時30分〜)第4週「夢見たい!」第22回4月26日(木)放送より。脚本:北川悦吏子演出:土井祥平22話はこんな話鈴愛...
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東海道五十三次の約3割は特に見所もない「退屈道」。でも歩いた
杉江松恋と藤田香織という、ともに書評を中心に仕事をしている二人が、共著を出した。その名も『東海道でしょう!』。かつて、自動車や鉄道などの交通機関がなかった時代。一般の人々は自分の足で歩くのが移動の基本...
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「告訴しようかと思ってる」『プリキュア シンドローム!』発売記念ライブでプロデューサーが贈った言葉
「これで、終わると思ったでしょ?」と、プリキュアのプロデューサー鷲尾天が言う。終わりではなかった。彼は、手紙を取り出したのだ。書籍『プリキュアシンドローム!』発売記念トークライブの会場(cafebar...
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『エール』ハツラツとした音はどこへ? ジェンダー問題が問われる今、なぜ音を抑圧して描くのか考察する
『エール』第21週「夢のつづきに」104回〈11月5日(木)放送作:清水友佳子、演出:橋爪紳一朗、小林直穀〉音、人生二度目の降板9月末に発売された『NHKドラマ・ガイド連続テレビ小説エールPart2』...
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ネット炎上の元祖!? 吉本隆明最後の本は、糸井重里とのコラボレーション
3月16日、評論家の吉本隆明が亡くなった。くしくもその前日には、雑誌「ブルータス」での「ほぼ日と作った、吉本隆明特集」(2010年2月15日号)の内容を再録したムック『合本今日の糸井重里』が発売された...
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億単位の金を稼ぎ破産寸前の日々までを赤裸々に! 柳沢きみおの初エッセイ『なんだかなァ人生』
『なんだかなァ人生』は、漫画家・柳沢きみお、初のエッセイである。初期は『月とスッポン』『翔んだカップル』などでラブコメの第一人者として知られ、中期以降は『朱に赤』『妻をめとらば』『大市民』といった味の...
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ひとはなぜ制服に魅せられるのか。酒井順子『着ればわかる!』
わたくし、現在51歳のおっさんですが、セーラー服を着たことがあります。あ、いやいや、ウケようとして二つの演出を加えてしまいました!1)着たのは最近の話ではなくて中学時代だったこと。2)正確にはセーラー...
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又吉直樹、若林正恭絶賛の中村文則作品は本当に面白いのか。12冊一気に読んでみた
中村文則の小説を文庫で読むなら、まずは『何もかも憂鬱な夜に』(集英社文庫)から読もう、というお話。『アメトーーク!』で話題中村文則さんといえば、今年6月の『アメトーーク!』「読書芸人」(2回目。光浦靖...
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「ルドルフとイッパイアッテナ」を子供の頃ファンだった大人が観てきた
映画「ルドルフとイッパイアッテナ」が公開されました。原作は1987年に出版されたこちらの児童書。子供の頃、NHK「母と子のテレビ絵本」で毒蝮三太夫の語りをワクワク聞いてた子供たちは、もう大人。そうです...
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その輝きを奪ったのがテレビなのか、それとも「日本のアングラ演劇」3
第1回、第2回より続く1980年代半ば、斎藤晴彦という俳優が、クラシックの名曲に日本語の歌詞をつけて早口で歌い評判を呼びました。テレビ番組「今夜は最高!」では1985年、タモリや和田アキ子らとともに「...
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今和次郎ーーこん・わじろうと震災と前衛美術と
どれだけ一般的な言葉なのかはわからないけれど、サブカルチャー、あるいは略してサブカルという言葉がある。本来は「下位文化」「副次文化」とも訳される社会学の用語だが、最近では、マンガやアニメなどといったジ...
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「いだてん」播磨屋の足袋大人気。歴史に埋もれた人々に光を当てる作品から消えるのか。3/10版レビュー
先週3月10日放送のNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」第10話。オリンピック出場のためスウェーデン・ストックホルムに滞在する金栗四三(中村勘九郎)から、東京・大塚の播磨屋へ足袋を至急追...
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『反省させると犯罪者になります』を読んで愕然
「悪いことをしたら反省するのが当然」「反省してもらわなきゃ困るよね」って考えてると、どんどん犯罪者が増えるよ。ええええー!?さらに、自分の子供を犯罪者にしてしまうよ。って、ええええー!?どゆこと?と驚...
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八重歯は日本の価値観じゃい、かわいいんじゃい『八重歯ガール』
パンダはかわいい。と、わたしたちは当たり前のように思っているが、じつはそこにはちゃんと理由があるらしい。パンダの主食はご存知のとおり竹である。竹は当然ながら硬い。それを噛み砕くためパンダのあごの骨と筋...
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いたらなさ、弱みを子どもに見せるのも親の役割。日曜劇場「おやじの背中」4話
8月3日に放送されたTBSの日曜劇場「おやじの背中」第4話「母の秘密」は、鎌田敏夫の脚本だった。鎌田といえば、「金曜日の妻たちへ」シリーズ(1983~85年)や「男女7人夏物語」(1986年)、「男女...
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又吉「火花」が200万部突破した理由 巧妙に利用される「純粋」なイメージ
芥川賞を受賞した又吉直樹さんの『火花』が異例スピードで増刷を重ねています。なぜ「又吉的なるもの」が重宝されるのか。前編に続きライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんが鋭く分析しま...
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今夜「紅白歌合戦」初出場ビートたけしが「浅草キッド」に込めた思い、歌詞に出てくる「お前」とは誰か
今夜放送の「NHK紅白歌合戦」では、ビートたけしが特別企画で初出場し、「浅草キッド」を歌う。今年、大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」で語り手の古今亭志ん生役を演じるなど、ここしばらくNHKへ...
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最新作公開中「男はつらいよ」ファン必読「東京人」特集「寅さんと東京」生涯独身、超ソロ社会の先端を行く
「困ったことがあったらな、風に向かって俺の名前を呼べ。おじさん、どっからでも飛んできてやるから」渥美清主演、山田洋次監督による国民的人気シリーズ「男はつらいよ」の第1作が公開されてから50年、記念すべ...
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『グリーンブック』ケンタッキー片手に観てほしいアカデミー賞映画
アカデミー賞映画『グリーンブック』オンラインに降臨2018年、第91回アカデミー賞作品賞、脚本賞、助演男優賞を受賞した名作『グリーンブック』が、Amazonプライムビデオほか、動画配信サービスに降臨。...
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朝ドラ考察延長戦「やすらぎの郷」の凄みに迫る『みんなの朝ドラ』木俣冬に聞く
当サイト「エキレビ!」の朝ドラ毎日レビューでもお馴染みのライター・木俣冬の著書『みんなの朝ドラ』の出版を記念したインタビュー第3弾。朝ドラに関するインタビューのはずが、ついに話題はふたりが今ドハマリし...